エシカルとサステナブルファッションの違いをわかりやすく簡単に紹介
エシカル・ファッション(Ethical Fashion)とサステナブル・ファッション(Sustainable Fashion)は簡単にまとめると、人に配慮するか、環境に配慮するのかの違いです。

エシカル
エシカルは公正や倫理という意味ですが、具体的なイメージが浮かびにくい言葉です。例えば、海外に工場をつくって、労働者を過酷かつ安い賃金で働かせるような状態はエシカルではありません。また、原材料の生産現場で幼い子供が働いているような状況(児童労働)も同様です。
衣類の生産過程において労働者の権利が守られ、フェアトレード(公正な貿易)が行われているか、労働条件が安全で適正なものであるかといった点に注目するのがエシカルファッションといえます。エシカルファッションが関連するトピックスの例は以下の通りです。
- 労働者の人権(賃金、労働環境など)
- フェアトレード(生産者が値段を決定できるような取引など)
- 動物の保護(毛皮など)
ラナ・プラザ崩落事故
劣悪な労働環境により重大な事故も発生しています。詳しくは「ダッカ近郊ビル崩落事故 - wikipedia」を参照ください。
サステナブル
サステナブルはSDGsでお馴染みの持続性を意味します。『サステナブル・ファッション』という場合には、環境に配慮されたファッションを意味します。衣類の製造には様々な環境負荷がかかるため、SDGsの観点から、この負荷を抑えることが望まれます。サステナブルファッションが関連するトピックスの例は以下の通りです。
- 水資源の大量消費
- マイクロファイバーの海洋放出
- 製造工程における温室効果ガスの排出
SDGsとエシカル
SDGsには様々な項目があり、この中にエシカルに関する内容が含まれています。ですので、SDGsとエシカルというのは、ちょっと比べるのが変かもしれません。太陽系と水星の違い、衣服と下着の違いといった具合に、土俵が揃っていない感じです。