お茶の自給率について【コーヒーの代替としての日本茶】

 日本の食料自給率はたいへん低いです。個人でできることといえば、国産の食品を購入することや地産地消などが考えられますが…、問題はそこまで単純ではありません。例えば食肉はエサが輸入されているので、国産の牛や豚を食べても、自給率に貢献したとは言いにくかったりします。
 なかなか問題が込み入っているので、良かれと思ってやったことであっても、実は改善に繋がっていなかったりします。日本独自の食材であれば、大丈夫だろうと思っても、実は輸入していたなんてこともあるかもしれません。

お茶の自給率

 お茶に関しては残念ながら、自給率のデータがありませんでした。ネットでは、90%程度と言われています。生産額ベースなのか、カロリーベースなのかわかりませんが、90%ということであれば、だいぶ高いです。というわけで、「日本茶だと思って買ってみたら中国産だった」ということは、そうそう起きないはずです。

生産量・輸出入量からの計算

 お茶の生産量、輸出と輸入の量から自給率を概算してみます。お茶の輸入量は約3千トンです。国内の生産量は約8万トンで、輸出量が約8千トンだとすると、国内に残っているのは7万2千トンになります。これに輸入量が加わるので、合計7万5千トンです。このうち3千トンが輸入なので重量ベースでは96%が国産になります。だいたい90%といって問題なさそうです。

 ただし、自給率は重量ベースからカロリーや金額を計算した『生産額ベース』や『カロリーベース』が一般的かもしれません。

 計算に使用したデータは農林水産省のお茶のページにある『茶をめぐる情勢』というPDFファイルを参考にしています。

コーヒーの代わりに

 私はコーヒーが好きです。毎日欠かさず飲むほどですが、最近は量を減らして、日本茶に変えています。
コーヒーが高くなっているという経済的な理由もありますが、コーヒー栽培の裏には児童労働が潜んでいます。SDGsの観点から消費を控えるべきではないかと思い、量を減らしています。好きなものをやめるのはしんどいので、完全に断ち切ることはできていませんが、徐々に、ちょっとしたぜいたく品のような気分で味わっていきたいと思っています。

健康効果

 コーヒーも日本茶も健康にいいと言われています。私がコーヒーに期待するのは、主に健康効果なので、健康になるのなら日本茶でもOKだと思っています。日本茶とコーヒーの健康効果についてまとめてみました。

  • 日本茶はコーヒーに比べてカフェインが少ない(玉露を除く)
  • 日本茶にはポリフェノールの一種であるカテキンが含まれる
  • コーヒーにはコーヒーポリフェノールが含まれる

 カフェインは少ない方が嬉しいので、個人的に日本茶のデメリットにはならなそうです。ポリフェノールについては、どちらも、抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗ガン作用、コレステロールの低下と血糖の上昇を抑える作用、殺菌抗菌作用(虫歯や口臭の予防)、肥満予防などが期待できます。
味は全然違いますが、どちらも健康効果が期待できそうなので、コーヒーの代わりにお茶を飲むというのは、代替になりそうです。

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